介護医療院ケアホーム山口のデイケアでは、毎月2日筋力評価の日を設けています。
筋力評価は、要支援の方は毎月・要介護の方は3ヶ月に1回、介護区分の変更申請をされている方にはその都度行っています。
デイケアの職員が毎回記録を測り、ご利用者の方の筋力状態がどのように変わっているか確認します。
具体的には、①歩行 ②立ち上がり ③柔軟性 の概ね3つから筋力の状態を見ていきます。
歩行では、ポールなどの目印を設けて、ご自分のペースで歩いていただき、早さを測ります。
立ち上がりは、ひと段10cmの階段に座っていただき、何段目まで、どのようなバランスや様子で立ち上がりができるかを見ます。
また、柔軟性も筋力評価の方法の一つです。両手を伸ばしてホワイトボードの0cmの箇所から前かがみでどこまで両手を伸ばせるかを測ります。
これらの筋力評価の経過や結果をデイケアの介護職員、リハビリ職員等が把握し、ご利用者の方の筋力低下を出来るだけ防げるように連携して動いております。
老化現象がもっとも現れやすいのは、筋肉や骨、関節などの部分です。
とくに、足腰の筋力の衰えは「歩く力」の低下につながります。姿勢が悪く、歩幅が狭くなるので、ちょっとした段差でも転びやすくなり、骨と筋力の衰えが進むと、骨折をともなった転倒事故が起こりやすくなります。
ケアホーム山口では、定期的な筋力評価とリハビリ、介護予防運動により、筋力の衰えをできるだけ防げるよう努めております。